| WEEKLY PICKUP 058 TOMMY BOLIN |
| WEEKLY PICKUPは、70年代を中心にしたロックの埋もれそうな名盤・迷盤を紹介しています |
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トミー・ボーリンの作品で最初に紹介したのが『プライベート・アイズ』だったのですが、好きな作品はむしろこの作品なのです。作品全体としては、ハード・ロックあり、ボサノバあり、フュージョンありと散漫な印象を受けますが、聴き込めば聴き込むほど大好きになる作品です。 実は、CD化も遅かったのでレコードからCDにデータを移さないといけないなと思っていたのですが、1997(?)年、突然レコード屋の棚にあるのを発見、狂喜乱舞でした。その日は、松山のロックをかけるBARを梯子してマスターに聴かせて歩いたのを覚えています。その当時はロックを良く聴いている人でさえトミー・ボーリンのソロ作品のことを知らない人が多かったのです。ディープ・パープルに参加していたにもかかわらずです。不思議でしょう。 では、作品紹介に移りましょう。この作品の注目すべき点はトミー・ボーリンのギタリストとしての素晴らしさ以上にコンポーザー(共作が・・・・・)としての能力が十分発揮されている点と録音に参加したメンバーのすごさという二点でしょう。とくに参加メンバーは当時さほどロック界では有名ではなく70年代の後半から頭角を現してくる人たちばかりです。今回は、作品によりメンバーと録音場所が違いますので、そのグループ別の紹介ということではじめたいと思います。 まずは、ロサンゼルス録音の作品から。 ウエスト・コーストのスタジオ・ミュージシャンで後にTOTOを結成するジェフ・ポーカロやパープルに参加する前にエナジーなどで音楽活動をともにしてきた旧知の仲間による作品です。気の置けない仲間たちということもあるのか、ノリノリのギター(多重録音)にヴォーカルを披露してくれています。
キレのあるハードなギター・リフに導かれて始まる非常にエネルギーを感じるファンキーな作品です。得意のスライド奏法も絡んで重厚な曲作りがなされています。 粘り気の強いギターが印象的。ファンキーな味付けがなされたインスト作品です。ギターに対抗するD.フォスターの重厚なシンセサイザーにも興奮します。 D.フォスターの美しいピアノに導かれて始まるバラード。伸びのあるトミーのギターも素敵ですが、色気たっぷり(?)の声にも注目です。 ギター・リフ・メーカーとしての才能を遺憾なく発揮してくれているハードな作品です。リフに被さるリード・ギターも最高、主役と脇役の一人二役のかっこいい作品です。 マハビシュヌ・オーケストラ出身のナラダ・マイケル・ウォルデン、ヤン・ハマーなど凄まじい演奏が楽しめる作品です。N.Y.での録音かと思います。
レゲエ調の作品です。とにかくD.サンボーンのサックスとトミーのギターの絡みが素晴らしい。 重厚なフュージョン作品。�Δ任蝋気┐瓩世辰殖�.ハマーが全開、ドラムも全開、サックスも全開、もちろんトミーも全開。気分爽快の一言に尽きる作品です。
哀愁漂うボサノバ調ロックです。なんとも心落ち着く作品で、軽めではありますがここでも素晴らしいギターを披露してくれています。パーカッションにP.コリンズが参加していますのでロンドン(TRIDENNT STUDIOS)での録音でしょうか。 パープル参加後のライヴでも披露したことのある作品で、アメリカン・ルーツ・ロックを基本にしたハードな曲です。けだるいトミーの声が印象的ですが、多重録音によるさまざまなスタイルのギターが折り重なって絶妙のアンサンブルを聴かせてくれます。 カントリー調のギター部分とハードなギター部分が織り成す楽しい作品。オールマン・ブラザーズとアメリカン・ハード・ロック的な部分が混在しているといったほうが分かりやすいかも。 簡単なディスコグラフィもありますので見てください DISCOGRAPHY 009 : TOMMY BOLIN |