WEEKLY PICKUP 058 TOMMY BOLIN
WEEKLY PICKUPは、70年代を中心にしたロックの埋もれそうな名盤・迷盤を紹介しています
TEASER(1975)


  1. THE GRIND
  2. HOMEWARD STRUT
  3. DREAMER
  4. SAVANNAH WOMAN
  5. TEASER
  6. PEOPLE, PEOPLE
  7. MARCHING POWDER
  8. WILD DOGS
  9. LOTUS
  • TOMMY BOLIN : VOCALS, GUITARS
  • STANLEY SHELDON : BASS
  • PAUL STALLWORTH : BASS�き┃�
  • DAVID FOSTER : KEYBOARDS �´↓�
  • JAN HAMMER : KEYBOARDS �Ν�
  • JEFF PORCARO : DRUMS �´↓���
  • PRAIRIE PRINCE : DRUMS �き�
  • MICHAEL WALDEN : DRUMS ��
  • BOB BERGE : DRUMS ��
  • DAVE SANBORN : SAXOPHONE �Ν�
トミー・ボーリンの作品で最初に紹介したのが『プライベート・アイズ』だったのですが、好きな作品はむしろこの作品なのです。作品全体としては、ハード・ロックあり、ボサノバあり、フュージョンありと散漫な印象を受けますが、聴き込めば聴き込むほど大好きになる作品です。

実は、CD化も遅かったのでレコードからCDにデータを移さないといけないなと思っていたのですが、1997(?)年、突然レコード屋の棚にあるのを発見、狂喜乱舞でした。その日は、松山のロックをかけるBARを梯子してマスターに聴かせて歩いたのを覚えています。その当時はロックを良く聴いている人でさえトミー・ボーリンのソロ作品のことを知らない人が多かったのです。ディープ・パープルに参加していたにもかかわらずです。不思議でしょう。

では、作品紹介に移りましょう。この作品の注目すべき点はトミー・ボーリンのギタリストとしての素晴らしさ以上にコンポーザー(共作が・・・・・)としての能力が十分発揮されている点と録音に参加したメンバーのすごさという二点でしょう。とくに参加メンバーは当時さほどロック界では有名ではなく70年代の後半から頭角を現してくる人たちばかりです。今回は、作品によりメンバーと録音場所が違いますので、そのグループ別の紹介ということではじめたいと思います。

まずは、ロサンゼルス録音の作品から。
ウエスト・コーストのスタジオ・ミュージシャンで後にTOTOを結成するジェフ・ポーカロやパープルに参加する前にエナジーなどで音楽活動をともにしてきた旧知の仲間による作品です。気の置けない仲間たちということもあるのか、ノリノリのギター(多重録音)にヴォーカルを披露してくれています。
  • 1:THE GRIND

  • キレのあるハードなギター・リフに導かれて始まる非常にエネルギーを感じるファンキーな作品です。得意のスライド奏法も絡んで重厚な曲作りがなされています。
  • 2:HOMEWARD STRUT

  • 粘り気の強いギターが印象的。ファンキーな味付けがなされたインスト作品です。ギターに対抗するD.フォスターの重厚なシンセサイザーにも興奮します。
  • 3:DREAMER

  • D.フォスターの美しいピアノに導かれて始まるバラード。伸びのあるトミーのギターも素敵ですが、色気たっぷり(?)の声にも注目です。
  • 5:TEASER

  • ギター・リフ・メーカーとしての才能を遺憾なく発揮してくれているハードな作品です。リフに被さるリード・ギターも最高、主役と脇役の一人二役のかっこいい作品です。
つぎは、ジャズ・フュージョン系のメンバーが中心の作品です。
マハビシュヌ・オーケストラ出身のナラダ・マイケル・ウォルデン、ヤン・ハマーなど凄まじい演奏が楽しめる作品です。N.Y.での録音かと思います。
  • 6:PEOPLE, PEOPLE

  • レゲエ調の作品です。とにかくD.サンボーンのサックスとトミーのギターの絡みが素晴らしい。
  • 7:MARCHING POWDER

  • 重厚なフュージョン作品。�Δ任蝋気┐瓩世辰殖�.ハマーが全開、ドラムも全開、サックスも全開、もちろんトミーも全開。気分爽快の一言に尽きる作品です。
残りの作品です
  • 4:SAVANNNAH WOMAN

  • 哀愁漂うボサノバ調ロックです。なんとも心落ち着く作品で、軽めではありますがここでも素晴らしいギターを披露してくれています。パーカッションにP.コリンズが参加していますのでロンドン(TRIDENNT STUDIOS)での録音でしょうか。

  • 8:WILD DOGS

  • パープル参加後のライヴでも披露したことのある作品で、アメリカン・ルーツ・ロックを基本にしたハードな曲です。けだるいトミーの声が印象的ですが、多重録音によるさまざまなスタイルのギターが折り重なって絶妙のアンサンブルを聴かせてくれます。
  • 9:LOTUS

  • カントリー調のギター部分とハードなギター部分が織り成す楽しい作品。オールマン・ブラザーズとアメリカン・ハード・ロック的な部分が混在しているといったほうが分かりやすいかも。


  簡単なディスコグラフィもありますので見てください
  DISCOGRAPHY 009 : TOMMY BOLIN

TOPへもどる