ROCK STANDARD  032 DOOBIE BROTHERS
ROCK STANDARDは、70年代を中心にロックに変革をもたらした名盤・迷盤を紹介しています
THE CAPTAIN AND ME(1973)


  1. NATURAL THING
  2. LONG TRAIN RUNNIN'
  3. CHINA GROVE
  4. DARK EYED CAJUN WOMAN
  5. CLEAR AS THE DRIVEN SNOW
  6. WITHOUT YOU
  7. SOUTH CITY MIDNIGHT LADY
  8. EVIL WOMAN
  9. BUST DOWN AROUND O'CONNELLY CORNERS
  10. UKIAH
  11. THE CAPTAIN AND ME
  • TOM JOHNSTON : GUITAR, HARMONICA, VOCAL
  • PAT SIMMONS : GUITAR, VOCAL
  • TIRAN PORTER : BASS, VOCAL
  • JOHN HARTMAN : DRUMS, PERCUSSION, VOCAL
  • MICHAEL HOSSACK : DRUMS, CONGAS, TIMBALES
GUEST
  • BILL PAYNE : PIANO, ORGAN
  • JEFF "SKUNK" BAXTER : PEDAL STEEL GUITAR
メンバー交代や新加入によってスタイルをどんどん変化させていったドゥービー・ブラザース、その初期の大傑作アルバムで3作目にあたります。トム・ジョンストンの歯切れのよい曲を中心にフォーキーなパット・シモンズの曲を散りばめセンスあふれる作品になっています。

前作の『TOULOUSE STREET』からベースがファンキーなタイラン・ポーターに交代、ドラムにマイケル・ホザックを加えてツイン・ドラム体制になっていますが、今回もその切れのよいリズム隊に加えて、ビル・ペインがキーボードで参加し小粋なプレイを随所で見せてくれています。それに加えてスティーリー・ダンからジェフ・バクスターがペダル・スチール・ギターで参加しています。バクスターのスティーリー・ダンでのプレイが大好きだった私には「棚から牡丹餅」的なプレゼントに思えました。

トム・ジョンストンが大きく関わっている〔元気はありませんが〕アルバムとしては1975年発表の『STAMPEDE』がトリプルギターの効果もあってすばらしいのですが、トム・ジョンストンを中心に考えた場合は、ドゥービースタイルが確立されたこの作品になると思います。

なんと、1曲目はシンセサイザーが導入されています。通常であればホーン・セクションの導入というところをシンセサイザーで代用?したのにはどんなわけがあったのか謎です。2曲目は、彼らを一躍時代の寵児にしてしまった大ヒット曲。マイナー・コードでのギターのカッティングが当時は新鮮でかっこよかったのを昨日のように思い出します。間奏のトムによるハープも聞き所のひとつです。3曲目は、2曲目をさらにかっこよくしたスピーディーな曲で、ディストーションの効いたギターや小気味良いコーラスが最高の曲です。客演のビル・ペインのピアノも聞き逃せませんよ。 ��,��,��の順で次第にテンポをあげスピーディな展開になったかと思っていると、�い任狼淌渉床次▲好肇螢鵐哀垢鮠�粋に入れたスローなブルースでしっとり聴かせてくれます。続いてはパット作のアコースティックを主体にした曲ですが、前半部のアコギとコーラスによる展開、後半部のエレクトリックによる展開は緊張感たっぷりの演奏で楽しませてくれます。ここでA面は終了ですが、スピーディーとスロー、ハードとアコースティックなどの見事な対比によるアルバム構成はB面になっても完璧です。

B面1曲目となる�Δ蓮▲瓮鵐弌質完�の共作でスピーディーかつハードなナンバーで、ツインドラムの重厚さが最も現れている作品だと思います。独特のトムの声に切れの良いギターも最高です。�Г蓮▲�ントリー・フォーク的な美しいメロディーとジェフ・バクスター〔?〕によるペダル・スチール・ギターが印象的な作品です。これを聞くと、彼らがウエスト・コーストの出身だということが確信できます。�Г砲弔鼎��┐皀僖奪箸虜酩覆任垢�、こちらはブルース色の強いハードなナンバーに仕上がっています。なかなかの傑作だと私は思います。アコギによる短いインストの��の続いて、お得意のコーラスを生かした爽やかな��、タイトル曲の��では、再びドゥービー節に戻りますが、こちらは終焉に相応しくしっとりと余韻を楽しむかのような作品になっています。

大好きな作品なので力が入ってしまい長くなってしまいました。

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