いきなり今の話ですが、娘たちの携帯電話はauのミュージック携帯、音楽はPCでダウンロード。音楽を簡単に手に入れて持ち歩く世の中になるなんて。

実はこの年に次世代をリードしていくものが発売されたのです。もっとも有名なのはビジネス録再機の『プレスマン』から発展した『ウォークマン』でしょう。発売当初の価格は3万3千円、ラジカセを戸外に持ち出すことはありましたが、いつでもどこでも音楽を聴くことが可能になった画期的な商品でした。

2番目と3番目は、当時庶民にはまったく無関係ともいえた商品なのですが、今となってはほとんどの家庭にある当たり前のものです。携帯電話の前身ともいえる自動車電話のサービスが始まり、NECからパーソナル・コンピューター(PC)の『PC-8001』が発売になりました。

こういう画期的な商品の発売が相次いだ1979年の音楽シーンでも新しい動きがありました。それは、有名なミュージシャンたちが集まり世界に対して強いアピールを行いだしたことです。ザ・ミュージック・フォー・ユニセフ・コンサート、反核ミューズ・コンサート、カンボジアの難民救済コンサートが大々的に開催されました。

また、セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスが恋人殺害の容疑をかけられたままドラッグのオーバードースで亡くなるという事件がありました。すでに、パンク・バンドのほとんどがそのスタイルを変えてしまっており、シドの死はパンクの終焉を告げるものだったのかもしれません。

リトルフィートの中心人物でバンド解散の2ヶ月後の6月25日には、ローウェル・ジョージが34歳で急逝するという悲しい出来事もありました。幅の広い音楽性を示したソロ・アルバムが唯一の遺産というのは悲しすぎます。

悲しい出来事ばかりではありません。本格デビューは1980年ですが、3曲入りのミニアルバム『THREE』でU2がシーンに登場したのもこの年です。


1979年の歴史的・私的名盤

私的なジャンル分けですが、参考までに: ハード系、 プログレ系、 ポップス系、 ロック系、 フュージョン系


PINK FLOYD
THE WALL
シングル・カットされた「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」がアメリカで放送禁止、それに代表されるように荒廃する人間社会への警告を主題にした超問題作。発案は、この作品を最後に脱退するR.ウォータース。このロック・シンフォニーの壮大なライヴ・ステージは話題になりました。ちなみに『壁』とは個人や社会、国家間などに存在する壁の象徴ということです。
U.K.
DANGER MONEY
B.ブラッフォードとA.ホールズワースが脱退しT.ボジオを加えたトリオでの2枚目。ジャズ志向のメンバーがいなくなりポップ色が強まりエイジアへの準備が整ったという感じです。
ROBERT FRIPP
EXPOSURE
キング・クリムゾン解散後にイーノ、P.ゲイブリエル、D.ホールなど多彩なゲストを迎えて製作されたソロ作品。クリムゾン風の変拍子あり狂気に満ちた曲ありのフリップ・ワールド。

LOWELL GEORGE
THANKS I'LL EAT IT HERE
まるで死期を悟っていたかのように、彼の有り余る才能をぎゅーと詰め込んだソロ作品。米ルーツ・ミュージックからメキシコ、カリブ海などの中米音楽まで選曲の妙がたまりません。とくにR.L.ジョーンズの作品を取り上げたことは話題になり彼女のソロ・デビューにつながっています。唯一の作品になってしまったのが残念でなりません。
LINDA RONSTADT
LIVING IN THE U.S.A.
ジャケからも分かるように彼女にとっては転機なった作品です。西海岸を中心に作品を取り上げているのは前作同様ですが、E.コステロを取り上げたのには驚きでした。
BOB DYLAN
SLOW TRAIN COMING
マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオでの録音というところにディランの気合を感じます。M.ノップラーがギターで参加したことが話題になり、ディランもグラミー賞のロック・ヴォーカリストを受賞。

LED ZEPPELIN
IN THROUGH THE OUT DOOR
ラテンやカントリー&ウエスタン,中近東風のアレンジに挑戦し賛否両論を巻き起こした作品です。ジャケットも外袋に包まれていて見えないし、全部で6種類ものデザインが存在するという懲りようでした。ドラマーのJ・ボーナムがこのアルバムのリリース直後に亡くなったため最後のスタジオ録音アルバムとなりました。内容から見れば、彼らはプログレッシヴだったということです。
BAD COMPANY
DESOLATION ANGEL
彼らの5枚目の作品。前作にも感じられたアメリカ色が強くなり重厚さがなくなりました。良く言えばリラックスした作品ということでしょうか。ちょっと物足りない感じもします。
PAUL McCARTNEY & WINGS
BACK TO THE EGG
2人の新メンバーを加え再出発しましたが、ウィングスとしては最後の作品になってしまいました。レゲエなど当時の流行をいち早く取り入れた曲作りはさすがです。

TOTO
HYDRA
ギリシャ神話に出てくるハイドラ(ヒドラ)に題材をとった第2作目です。各人の演奏力の高さを最大限に生かした曲作りがなされており、冒頭のタイトル曲も7分半の及びますが聴き手を飽きさせることなくTOTOの世界に引きずり込んでくれます。デビュー作以上にバンド・アンサンブルが重要視されており、この作品でTOTOの音楽性が確立されました。
JOURNEY
EVOLUTION
前作同様ロイ・トーマス・ベイカーのプロデュース。S.ペリーのヴォーカルを前作以上にフィーチャーしポップさが増しています。この年に初来日もしています。アメリカン・ハード・ポップの確立です。
E.L.O.
DISCOVERY
ELO全盛期の作品。スペイシーなサウンドがより強まり、流行のディスコ・ビートを取り入れるなどポップ性とアイデアに富んだ作品が目白押しです。

THIN LIZZY
BLACK ROSE
フィル・リノットと同じアイルランド出身の旧友であるゲイリー・ムーアが参加した唯一の作品であるとともに彼らの頂点ともいえる作品です。G.ムーアが加わったことで看板のツイン・ギターが攻撃的かつ重厚になりました。しかし、計算づく(?)のポップ性がハードでありながら重々しくなく心地良ささえ感じさせてくれます。
JUDAS PRIEST
PRIEST IN THE EAST
東京厚生年金会館と中野サンプラザでの演奏を収めた作品。前作『KILLING MACHINE』でヘヴィ・メタルのトップ・バンドになった自信が十二分に感じられ貫禄十分の出来上がりになっています。
CHEAP TRICK
AT BUDOKAN
1978年の武道館でのライヴを収録した作品です。キャッチーなメロディのハード・ポップがうけて、本国よりも日本での人気が先行していましたが、この作品で世界に受け入れられました。

J.D.SOUTHER
YOU'RE ONLY LONELY
ソングライターとしてイーグルスの作品に名前がクレジットされたり多数のアーティストに楽曲を提供してきた彼が、やっと世界に認められたといっても良い作品だと思います。巷ではAORの傑作と呼ばれることが多いのですが、それまでの内向的な作品と比べればそれも当たらずとも遠からずといえます。しかし、私はウエストコースト・サウンドの傑作と呼びたい。特にA面にはその特徴が溢れています。
NEIL YOUNG & CRAZY HORSE
RUST NEVER SLEEP
前半はアコースティック、後半はエレクトリックという構成。とくにクレイジーホースを従えた後半はパンキッシュでラウドでギンギン。ローリング・ストーン誌の79年度ベスト・アルバム。
EAGLES
THE LONG RUN
『ホテル・カリフォルニア』での問題提起で吹っ切れたのか、妙に落ち着いてしまった感じのする作品です。作品自体は良い出来なんだけど、どこか物足りなさを感じるんです。

RORY GALLAGHER
TOP PRIORITY
ポリドールからクリサリスへ移籍後は、ハード・ロック(あくまでもロリー流)に挑戦したり前作ではR&R色を強く出したりと往年のファンは少し肩透かしを食らった感じでした。ソロ通算10枚目(移籍後4枚目)に当たる本作でもエレクトリック・シタールを使ったりハード・ロックありR&Rありのバラエティに富んだ構成になっています。はじめてロリーを聴かれる方には入門編として最適かもしれません。
MICK TAYLOR
MICK TAYLOR
ストーンズ脱退後3年経っての初ソロ作品。A面がどちらかというとブルージーでレイドバックした雰囲気、B面がブルースを基調にしながらもフュージョン的なアプローチで迫ってくれる好作品です。
STEVE HOWE
THE STEVE HOWE ALBUM
ギター収集家であり愛好家である彼の特徴が良く出た作品です。曲ごとに使用楽器が細かく表記してあり楽しめます。前作は趣味的な域、本作では楽曲のできもよくなってます。

JIMMY MESSINA
OASIS
バッファロースプリングフィールドやポコといった西海岸の世界で活躍しロギンス&メッシーナでカントリー・ロックを進化させて解散。そして初めて発表したソロ作品です。AORに分類はされますが、評価が低すぎる作品のひとつ。独特のテレキャスターによる音や曲作りなどウェスト・コーストサウンドの発展型と見るべきでしょう(えこひいき気味?)。爽やかさは保障いたします。
TOM JOHNSTON
EVERYTHING YOU'VE HEARD IS TRUE
ドゥービーファンには待望の一枚でした。初期ドゥービーの要であった痛快なカッティング奏法とワイルドな歌いっぷりが帰ってきました。ただ、一辺倒というのも多少疲れるかな。
GAMMA
GAMMA1
試行錯誤の作品を発表していましたが、ついに新しいバンドでの再登場です。やっぱり、この人はギターがうまい。痛快なギターが堪能できる作品です。
ディスコグラフィーはこちら

ZZ TOP
DEGELLO
なぜか『ティハス』発表後3年にも及ぶ活動停止(実際には悠々自適の生活をしていたらしい)をしてしまったZZトップ。そんな彼らが鬱憤を晴らすかのようにレーベルをワーナーに移籍して発表した傑作アルバム。ZZトップの真骨頂とも言えるハード・ドライヴィングなギターに加えてシンセサイザーやエフェクターを駆使し壮絶な作品に仕上げています。邦題も『皆殺しの挽歌』、納得。
KISS
DYNASTY
相変わらず単純明快でキャッチーな作品が詰まっています。そんな彼らが大好き。初期と比べるとポップさが増していますが、バンド内がまとまってなかったにもかかわらず傑作が生まれました。
AC/DC
HIGHWAY TO HELL
ボン・スコット(vo)在籍時の最後の作品です。アンガス・ヤングの怒涛のギター・リフに酔いしれる傑作です。ハードなR&R、ブギー・ロックがたっぷり詰まっていてストレス解消にも役立ちます。

SUPER TRAMP
BREAKFAST IN AMERICA
イギリスでスタートしアメリカに移り住んで地道なライヴ活動を続けた結果、ついに実を結んだ結成10周年作品です。プログレッシヴにも分類されることのある高度な演奏力と曲構成やウィットに富んだ歌詞などセンス溢れる独特の個性が満ち溢れています。タイトル・ソングとアルバムは全米ナンバーワンに輝きました。
THE CARS
CANDY-O
前作ではエレクトリック・ポップとも呼べるクールな作品でしたが、本作では緊張感のある鋭角的なサウンドを披露してくれています。もちろんロマンティックさも忘れてはいません。
GODLEY & CREME
FREEZE FRAME
10CCから分離した二人組のユニットが発表した通算3枚目の作品です。10CCでもユニークな部門(?)を担当していた彼ららしくアバンギャルドなポップセンスが光ります。

STEVE WONDER
JOUNEY THROUSH THE SECRET LIFE OF PLANTS
『トーキング・ブック(72)』からの三作で素晴らしい能力をまざまざと見せ付けてくれたS.ワンダーが3年ものブランクの後発表した2枚組。作品の内容は題名のとおり世界の植物をテーマにした興味深いもので、従来のシンセサイザーに加えてシタールを用いたり日本語の合唱を用いたりワールド・ワイドな作品。インスト中心というところにも彼が表現したかった意図が感じ取れます。
EW&F
IDAM
彼らがファンク、ブラス・ロックとして頂点を極めた作品。驚異的なテクニックに裏づけされた珠玉の楽曲群は今もブラック・ミュージックの頂点に君臨しているといっても過言ではないでしょう。
MICHAEL JACKSON
OFF THE ALL
80年代は、正にマイケルの時代でした。その出発点になった作品がこのアルバムなのです。この作品からシングル・カットされた2曲が全米ナンバーワンになり、翌年、グラミー賞R&B部門で最優秀シングルを獲得。

BRUFORD
ONE OF THE KIND
B.ブラッフォードとA.ホールズワースがU.K.を脱退した理由がこの作品にあります。前作の『FEELS GOOD TO ME』は美しい作品でしたが、それに勝るとも劣らない美しい作品です。D.スチュアート(k)、J.バーリン(b)を加えた4人による本作こそ、U.K.本家は俺たちだと暗に表現しています。中心の2人はもとより後者2人の貢献度も大です。ジャジーでスリル溢れる世界です。
STUFF
STUFF IT
技術に裏打ちされたクロスオーバー・バンド・アンサンブルが楽しめる作品です。軽いタッチの演奏がほとんどなのですが、思わず口ずさんでしまう美しいメロディが脳裏に焼きついてしまいます。
ROXY MUSIC
MANIFEST
後期ロキシーの最初の作品で、初のナンバーワン・ソングも生まれた作品です。ニュー・ウェイヴ感覚のR&Rが展開されており、B.フェリーの感性が迸る作品になっています。

THE JAM
SETTING SONG
ザ・フーをこよなく愛するP.ウェラーが、ロック・オペラを目指して作った第4作目の作品です。計画は失敗に終わりましたが、ストリングスや古い民謡の美しいメロディ・ラインの導入などこれまでにない試みもなされおり、ザ・フー的アプローチが見え隠れしています。次作のR&Bへの傾倒を経てのスタイル・カウンシルへの序章ともいえる重要な作品だと思います。
MADNESS
ONE STEP BEYOND
ジャケのスタイルが大ブームを巻き起こし、スカ・ブームの後押しもしたデビュー作品です。パンク色も強く感じられますが、どの曲も親しみやすいメロディが特徴で踊れる作品です。
THE KNACK
GET THE KNACK
「マイ・シャローナ」の大ヒットのより一発屋のイメージが強い彼らですが、このアルバムを聴いてもらえば優れたメロディ・メーカーであることが分かると思います。

POLICE
REGGATTA DE BLANC
ジャズやブルース、ジャズ・ロックをベースに活躍してきた只者ではない3人による2作目。雰囲気は前作を踏襲していますが、それぞれの曲が際立っておりメリハリがあります。この作品で聴衆のパンクの一員としての認識は吹っ飛んだことでしょう。この作品からは2曲のナンバー1ヒットも生まれ、アルバムも全英1位に輝きました。捨て曲なしの傑作です。
PIL
METAL BOX
元セックス・ピストルズのジョニー・ロットン改めジョン・ライドンが結成したバンドの2作目。パンク色はほとんどなく無機質とも言える音は若干のポップ性を帯び美しさを醸し出しています。
THE CLASH
LONDON CALLING
セックス・ピストルズとともにロンドン・パンクの代表格の2枚組大作。当初から匂わしていたレゲエやR&B色に加えジャズ、ブルースを加えた進化型パンクが展開されます。

FEETWOOD MAC
TUSK
リンジー・バッキンガム、スティービー・ニックスを加え『ファンタスティック・マック』、『噂』と大ヒットを飛ばしたマックが3年近い間隔をあけて発表した2枚組の大作。各メンバーの個性が際立ちバラエティに富んでいるものの統一性に欠ける点も目立ちます。個々の作品のできは悪くないだけにリリースのタイミングやボリュームに原因があるのかも。
ALAN PARSONS PROJECT
EVE
名プロデューサーA.パーソンが、それまでのインスト中心のトータル・コンセプト作品からヴォーカル中心のポップな作品へと変化した作品。曲作りには定評のある彼らしく極上の楽曲群です。
CHIC
RISQUE
ナイル・ロジャースを中心にしたダンサブルR&Bグループの3作目。これまでもヒットを連発してましたが、シングルカットの「グッド・タイムス」が見事にナンバーワンを獲得。

THE SPECIALS
SPECIALS
サッカーのプレミアリーグ(イングランド)をみても分かりますが、イギリスは西インド諸島からの移民の多い国です。当然、ストリートではスカは当たり前の音楽。そのスカとR&Rをベースにした白黒混成グループのデビュー作。プロデュースがエルビス・コステロなのでストレートにスカをやるわけはありません。スローあり攻撃的な曲ありの楽しめる作品です。
TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
DAWN THE TORPEDOES
前2作はR&B色が濃かったのですがMCA傘下に移籍してのこの3枚目は、B.ディランやバーズへのあこがれが具体化したストレートなR&R作品。
RICKIE LEE JONES
RICKIE LEE JONES
ローウェル・ジョージが彼女の『イージー・マネー』をソロ作に取り上げたことで話題になりソロ・デビュー。彼女の魅力は、ソングライティングの素晴らしさと艶っぽいヴォーカルなのです。

PRETENDERS
PRETENDERS
元NME紙(音楽雑誌)の女性ライターでセックス・ピストルズの取り巻きでもあったクリッシー・ハインドを看板にしたパンキッシュでポップなバンドのデビュー作。プロデューサーのクリス・トーマスが、シンプルではありますが疾走感のあるR&Rを好演出しています。このアルバムからは、キンクスのカヴァー『ストップ・ユア・ソビン』と『愛しのキッズ』がヒット。
THE POP GROUP
Y
マーク・スチュアート率いるパンク・ニュー・ウェーブを代表するポップ・グループ(自ら言っている)のデビュー作。ポップと呼ぶにはあまりにも失礼な楽曲は実験的ですらあります。
TALKING HEADS
FEAR OF MUSIC
再びブライアン・イーノを共同プロデュースに迎えた三作目。ダンサブルな感覚を取り入れファンク+アフリカン・ビートを確立する直前の作品として重要です。この年に来日もしています。

THE B-52'S
THE B-52'S
ジョージア州出身の男3人女2人のダンス・ポップ・グループのデビュー作品。60年代のポップスをパンク風にアレンジしたりしています。レトロだけれどもスペイシーなオルガンやきわどいギターのバッキング、ドイツ語っぽい英語がテクノっぽく聞こえるフレッドのヴォーカルなど楽しさ満点の作品が並んでいます。ジャケットを見ただけで分かりますよね。
38SPECIALS
ROCKIN' INTO THE NIGHT
ツイン・ギターにツイン・ドラムというサザンロック特有のスタイルで押し捲る作品。レイナード・スキナードの弟分的存在ですが、兄貴分よりは若干ポップな色合いが濃い作品です。
CHEAP TRICK
DREAM POLICE
日本での人気が先行していた彼らが本国での人気を確立した作品。極上のハード・ポップが詰まっており勢いが感じられます。しかし、オリジナル・メンバーとしては最後の作品になります。