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BRUFORDBUDGIE
STANLEY
CLARKE
HYDRA
THE OUTLAWSJ.GEILS BAND
THE
FIFTH
AVENUE
BAND
ALLAN WHITE
TOMMY BOLINJEFF BECK
GROUP 2


STANLEY CLARKE

Stanley Clarke
チック・コリア率いるフュージョングループ、リターン・トゥ・フォーエバーのベーシスト、スタンリー・クラークのセカンド・リーダー作品。ギターにビル・コナーズ、ドラムにトニー・ウィリアムズ、そしてキーボードにヤン・ハマーを迎えての大フュージョン大会。静と動の織り成す楽曲はベースの可能性を極限まで追及しています。どの曲も起承転結のハッキリした、勢いのあるすばらしい曲ばかりです。 詳しくはこちら Weekly Pick Up 017
Journey to Love
前作をさらにパワーアップさせたセカンドアルバム。チック・コリア、ジョン・マクラフリンと奏でるアコースティック・ジャズ。ジェフ・ベックとの競演によるフュージョン。超一流のゲストミュージシャンによる競演は涙ものです。その他にも、ギターにデビッド・サンシャス、キーボードにジョージ・デューク、スティーブ・ガッドのドラムと名前だけですばらしさがわかってしまいます。

HYDRA

Hydra
サザンロックの老舗キャプリコーン・レーベルからのデビュー作。アトランタ出身ではあるが、その音はブリティッシュ・ハード・ブギそのもの。アトランタで、コンサートを開催する大物たちの前座を務めながら培った力が十分に発揮されています。まだ、荒削りではあるものの、胸がすっきりする好感の持てる作品です。
Land of Money
ハイドラ節が完成した大傑作のセカンドアルバム。なぜ日本で売れなかったのか不思議でなりません。特徴のあるスリーブは、かなり有名みたいですが中身まではと言う人がほとんどです。その中身は1〜4曲(アナログではA面)を聴くだけでも買う価値があります。特にタイトル曲は、歴史的な名曲です。ストレートなギターにパワフルなボーカル、つぼを心得た曲構成など、みごとな曲です。
詳しくはこちら Weekly Pick Up 003

BRUFORD

Feel's Good to Me
ビル・ブラッフォードが、UK脱退後にアラン・フォールズワースらと結成したグループのファーストアルバム。かなり、UKに近い感じがしますが、UKよりはソリッドでアバンギャルドな美しい曲が並びます。インプロビゼーションを重視しながらも、それ一辺倒にならないところがすばらしい。タイトル曲は、UKの「アラスカ」と並ぶ名曲、美しすぎます。
One of a Kind
美しさでは前作に及ばないものの、とてつもない完成度を誇るセカンドアルバム。現在(2003年)のキング・クリムゾンに通じる部分が多いのは、ブラッフォードがプロデュースしているためリズムセクションが大きくフィーチャーされているからでしょう。変調・変拍子の連続で、まさに、ジャズとロックのフュージョンの歴史的名盤。

BUDGIE

Never Turn Your Back On A Friend
バッジーが全盛期に向かうきっかけになった3枚目。メタリカのカヴァーで有名になった「Breadfun」を含んでいます。メタリカのカヴァーの後、再評価がなされたバンドでもあります。非常に特徴のあるハイトーンヴォイスとヘヴィーなギターリフがバッジーの特徴ですが、長尺の曲なども得意としており、最後は、名曲「Parents」で締めくくられます。かなりエッジの効いたハード・ブルース・ブギ系ですので気分をすっきりさせたい時に聴いてください。
In For The Kill
現在はメンバーチェンジによりメンバーがそっくり入れ替わっていますが、今も活躍しているバッジーの代表作。彼らを説明するのに一番のナンバー「In for the Kill」に代表されるうねりを上げるギターリフと巧く絡んだベースライン、ハイトーンのヴォーカル。こんなグループ他にはいないんだけどなぁ。ブルースを基調にした重く地を這うようなナンバーからソリッドなヘヴィーロックまで、十分にロックを堪能できる一枚です。ベスト盤も発売されてますので入門編として購入してはいかがでしょうか。

THE OUTLAWS

The Outlaws(1975)
サザンロックバンドとしては5番手くらいのデビューですが、カントリテイスト溢れる独特のサウンドは、爽やかそのものです。デビュー作であるこの作品は、セールス的にはアメリカで13位とヒットしたアルバムですが、日本ではあまり話題になりませんでした。サザンロックといえばオールマン、レイナード・スキナード、リトルフィートという先輩たちのイメージが出来上がっていたのが原因かも。ウェスト・コーストにも通じるサウンドは、聞いて損なしです。スリープ・デザインはJanet Magerが担当しています。
Lady In Waiting(1976)
このセカンドアルバムも、デビュー作と同じくプロデューサーにドアーズなどを手がけたPaul A. Rothchild、スリーブアートがJanet Magerが担当。根っからのサザンマンが一人だけという珍しいサザンロックバンドらしく、このアルバムも他のサザンロックバンドとは一線を画す仕上がりになっています。もちろん、ツインリードで迫る南部らしいロックンロールはもちろんですが、コーラスワークを巧く利用したハーモニーを重視している点がウェストコースト風と呼ばれる所以でしょう。このセカンドでは、デビュー作よりもその点が強調されています。

J.GEILS BAND

Morning After
セカンドアルバム
Monkey Island
第9作目

ALLAN WHITE / THE FIFTH AVENUE BAND

Ramshackled
イエスの二代目ドラマーの初ソロアルバム。イエス加入前はセッションマンとしてならしていただけあって、しっかりしたドラミングでリズムをキープしていきます。全 的にはアフロリズムを基調にした曲やカンタベリーっぽい曲、バラードなど多彩な曲で聴き手を飽きさせません。イエスを期待していただくと困りますが、真のブリティッシュロックとして聴くとすばらしさがわかります。
The Fifth Avenue Band
ピーター・ゴールウェイを中心に1969年に発表された唯一の作品。ウェストコーストとイーストコーストの両方で録音されただけあって両方のよさが程よく融合した秀作です。ジャズ、ブルースなどアメリカのルーツミュージックを洗練されたスタイルで聴かせてくれます。30年以上も前の作品とはとても思えません。

TOMMY BOLIN

Teaser
ディープ・パープルへの加入により一躍注目を集めたトミー・ボーリンですが、このアルバムは、パープル加入以前に製作されたものです。内容もさることながらバックのメンバーが後に有名になるすばらしい人たちばかり。内容はボーリンのコンポーザーとしての才能を十分に知らしめてくれるものです。ロック、ボサノバなど多様な音楽とすばらしいギター演奏が楽しめます。
Private Eyes
パープル加入後に発表されたセカンド。前作をよりパワーアップさせた内容になっています。独学でギターを習得したとは思えないほどの力量もこのスタジオ録音を最後に終止符を打ちます。
詳しくはこちら Weekly Pick Up 008

JEFF BECK GROUP

Rough and Ready
ロック界に大きな衝撃を与えた第二期J.B.G.のファースト。強烈な16ビートをたたき出すコージー・パウエル(dr)とクライヴ・チャーマン(b)とジャズ色の強いマックス・ミドルトン(p)にリズム&ブルース色の濃いボブ・テンチのヴォーカルから生まれる曲は、まさしくフュージョン。ロック界にフュージョン旋風を巻き起こしたこのアルバムに勝るものはないといっても過言ではありません。あるとすれば、ジェフ・ベックのアルバムしかないでしょう。すべてが新鮮で、今になっても少しも古臭さを感じない上質の作品たちです。リラックスしたムードの中にも適度な緊張感があり、力ではなくうまさで聴かせてくれる名盤です
JEFF BECK GROUP
前作よりもフュージョン、ジャズ色が強まった第二作。パワフルな点では前作には及びませんが、複雑なリズムの組み立てやメローで美しい曲など、タイトでコンパクトにまとめられたアルバムの完成度はこちらのほうが高く、その後のジェフ・ベックの活動の根底が随所に見え隠れする作品です。特にギターの響きや曲構成には『Blow By Blow』に通じるものがあります。このアルバムを最後にバンドは解散しますが、コージーを除いたメンバーはハミングバードを結成し2枚のアルバム(必聴です)を残します