| GARY MOORE DISCOGRAPHY | ||
| その名も「ギター・クレイジー」、いつからかそう呼ばれていたゲイリー・ムーア。私の最初の出会いは1973年に発表された『Grinding Stone』でした。酒にもたばこにも、もちろんドラッグにも縁のない生活をし、活発なライヴ活動をしていたゲイリー・ムーア。そんな彼が、2011年2月6日 休養先のスペインで心臓発作により急逝してしまいました。ギタリストとしてだけではなく、すぐれた時代感覚を持ちコンポーザーとしても一流だったゲイリー・ムーア。そんな彼の素晴らしい作品たちを紹介します。 | ||
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◆ テクニックを誇った時代(70年代) 弱冠14歳で父親の経営するクラブでレギュラー出演を始めるほどギターがうまかったゲイリーは、10代から20代を振り返って、『とにかくギターのうまさを他人に見せたかった時代だ』と語っていました。たしかに、SKID ROWのメジャー・デビュー作『SKID』が発表された時は18歳、ブルースをベースに他のジャンルが入り混じったピントのはっきりしない作品ながら光るものを持っているという感じです。とくに、『SKID』の前に録音された幻のデビュー作品(83年に発売)では、ブルースありカントリーありサイケありフォークありと様々なスタイルに挑戦しています。73年にSKIDが解散、自らのバンドによる作品『Grinding Stone』を発表。ここでもブルースからカントリー、プログレ風な作品など多彩な面を発揮しますが、バンドはすぐに解散。そんな彼が次に選んだのは、フュージョンの道。ジャズ・ロックの大御所ドラマーのジョン・ハイズマンとともにコロシアム�兇魴訐�し、テクニックをいかんなく発揮できるメンバーとともに名作を発表していきます。結成直前には旧友のフィル・ライノットが結成したシン・リジーと行動を共にしますが、シンプル過ぎる演奏に半ば嫌気がさしギター探求の道を探っていたようです。サード・アルバム発表後の78年にコロシアム�兇�活動休止状態になると再びシン・リジーに加入しツアーを消化しつつソロアルバム制作に取り掛かります。発表されたソロ・アルバム『Back on the Street』は、フュージョンとハード・ロックが混在する転機にふさわしい(?)作品で必聴盤といえます。 |
◆ 力技と美しさの時代(80年代) シン・リジー加入後、名作『Black Rose』を発表しますが、ドラッグ癖のあるフィルとうまくいかず79年に脱退してしまいます。この間に、ハード・ロック魂に火が点いたのか、バンド脱退後は、L.A.でグレン・ヒューズ(結成前に脱退)やマーク・ナウシーフらとG-FORCEを結成しアメリカナイズされたハード・ロック・アルバムを1980年に一枚残しますが、80年には解散状態になりコージー・パウエルやグレッグ・レイクの作品やツアーに参加していきます。その間に録音されお蔵入りになっていた作品が『Dirty Fingers』(81年録音、83年発売)です。ハード・ロック/ヘヴィ・メタルブームの中で発表され絶賛された『Corridors of Power』(82年)よりもハードでタイトなギターが楽しめる『Dirty』が最高だと思っています。 ハード・ロック/ヘヴィ・メタルへ殴り込みをかけたゲイリーは、ライヴ活動と並行して『Wild Frontier』などの傑作を次々に発表し、80年代を走り抜けていきます。この時期の特徴の一つに挙げられるのが、マシンガン・ピッキングと呼ばれた豪快なフル・ピッキングによるリピート・リックです。現在でもこの奏法はヘヴィ・メタルを志すギター弾きには不可欠のものなのです。 それに対応する如くソフトなバラードでの旋律弾きもこの時代を特徴ずけるもので、たくさんの名バラードが生まれました。本人名義のアルバムにも名曲はありますが、コージーのソロ・アルバムに参加した楽曲には特に優れた作品があり必聴です。 |
◆ 原点回帰の時代 「ギターを泣かすためにブルースをやったんだ」 ギター(ブルース)にのめり込んだ理由をこう語っていたゲイリー・ムーア。ハード・ロック街道を突っ走っていた彼に二度目の転機を与えたのはは、企画アルバム的な要素が強かったブルース『Still Got The Blues』(1990年発表)の好調な売れ行きでした。ついに原点回帰へとのめり込んで行くのです。オリジナル作品を中心にしたブルース・アルバム『After Hours』(1992年発表)を発表後には、10代後半の憧れだったであろうクリームのリズム隊(ジンジャー・ベイカー(Dr)、ジャック・ブルース(b))とバンド形態で『Around Next Dream』(94年発表)を発表しますが、97、99年にはドラムンベースなどのループ系デジタルサウンドを使用しアナログとデジタルの融合を目指した作品を2枚発表し巷を騒がせます。 2000年代に入ると『Still Got The Blues』や『After Hours』とは一味違ったブルース・アルバム『Back to the Blues』(2001年)を発表しファンを納得させてくれるのです。2002年にSCARSなるバンド名義でブルージーなハード・ロックを展開したり、積極的にツアーを行い精力的な活動をしていきます。2010年4月には、21年ぶりとなる日本ツアーを東京・大阪・名古屋で開催し、ゲイリー・ムーアここにありという気概を見せてくれたのでした。テクニカルなゲイリーとは違い落ち着きのある味のあるシンプルではありますがメロディアスなギター・サウンドへ変化した晩年(?)はゆったりと聴ける作品が多くあります。 |
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Dublin Gas Comy Cooker & Meter Factory SKID ROW(1969) |
SKID SKID ROW(1970) |
ゲイリー・ムーアの原点であり、フォーク、カントリー、ジャズ、ブルースなど当時のロックがどういう感じだったかを確認できる貴重な作品。69年に録音されたものの、メジャーのCBSからのデビューが決まりお蔵入りになっていたものでSKIDのファーストの原曲も含まれています。83年になってようやく発売されたものです。
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メジャー・デビュー第一作です。当時ゲイリーは、18歳。すでにしっかりとしたテクニックも持ち合わせていて、当時の時代を代表するハードなブルースからサイケデリック、ジャジーな作品までを平然とこなしているのには脱帽です。名盤と言うわけではありませんが、ゲイリーが好きになったら買いましょう。
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34 HOURS SKID ROW(1971) |
GRINDING STONE GARY MOORE BAND (1973) |
STRANGE NEW FLESH COLOSSEUM �� (1978) |
デビュー作の延長線上にあると言える作品ですが、ブルースをベースにしながらプログレッシヴ的なアプローチもけれんみが無くすんなり展開されていきます。楽曲の進歩もさることながら、ゲイリーの技術的な進歩にも目覚ましいものが見られ天才ギタリスト誕生ともいえる作品です。ベースのブレンダン・ブラッシュ・シールズの演奏も聴き応え十分です。 |
SKID ROWを脱退し、ジョン・カーティス(b)、ピアース・ケリー(dr)と結成した最初のバンドによる作品です。ブルースからジャジーな作品、プログレ風まで多彩な内容は前作までと同様ですが、ゲイリーのギターは更に進化しています。当時は、オールマン・ブラザーズ・バンドを良く聴いていたということで最後の作品などに影響が見えます。
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シン・リジーとの活動後、さらなるギター・テクニックを磨くためにジャズ・ロックの重鎮ジョン・ハイズマンと結成したバンドのファーストです。インスト中心の作品で、ゲイリーは早弾きだけではなく抒情的なスタイルも披露しすばらしいアルバムに仕上がっています。ジャズ・ロックの範疇に入れられることが多いのですが、メロディアスな作品もあり泣きのギターの原点も聴き逃せません。
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ELECTRIC SAVAGE COLOSSEUM �� (1977) |
WAR DANCE COLOSSEUM �� (1977) |
BACK ON THE STREETS GARY MOORE (1978) |
前作よりもインストに力が入った作品で、ゲイリーの活躍の場が広がった作品です。ジャズ/フージョン色がやや強くなった感じはしますが、スピーディーでハードな作品から抒情的で湿り気のある作品まで聴き手を飽きさせません。8曲中(1曲はトラッド、2曲はドン・エイリー)5曲で作曲に携わり前作同様にコンポーザーとしても活躍しています。。 |
前作よりもハードな面が強く出た作品で、ゲイリーが好きになったらぜひ聴いてほしい作品です。ヴォーカル入りの楽曲は一曲だけですが、ここで聴かれるゲイリーのヴォーカルも上達しいます。インスト中心ですのでゲイリーのギターも八面六臂の大活躍で大満足の一枚なのです。ドン・エイリーのキーボードとのリード合戦など聴き応え十分の名作です。
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コロシアム�兇粒萋圧抻澆鮗�けソロ作品制作に取り掛かったもののコロシアム�兇任虜酩覆剖瓩こ擽覆个�りが出来上がり、フィル・ライノットなどの協力を得てハード・ロックの楽曲を急きょ追加して出来上がった作品。フュージョンとハード・ロックが半々で混在するという第二の転機期の作品です。せめてA面とB面に分けて欲しかったと思うのは私だけでしょうか?
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BLACK ROSE A ROCK LEGEND THIN LIZZY (1979) |
G-FORCE G-FORCE (1980) |
CORRIDORS OF POWER GARY MOORE (1982) |
シン・リジーと言うよりもアイリッシュ・ハード・ロックいやいやハード・ロックの大名盤です。とくに、ロック魂に目覚めた(?)ゲイリーのギターは素晴らしく早弾きから泣きのギターまでギター・クレイジーの名に恥じない活躍ぶりです。最後の9曲目は、アイルランド民謡のメロディも加わった7分を超える大作でアイリッシュ魂が炸裂した作品です。 |
フィル・ライノットのドラッグ癖に愛想を尽かしたのか、シン・リジーを脱退し、アメリカのL.A.で結成したバンドの唯一の作品です。アメリカン・テイストに溢れた楽曲は、当時の産業ロックの路線を踏襲した印象を受けるものばかりですが、耳に馴染みやすい作品は疲れをいやすには丁度良いと言う感じです。ギター・スタイルも曲をなぞった感じでバリバリに活躍はしていません。
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G-FORCEを解散させソロ名義でのハード・ロック路線第一弾(録音年では2作目)です。徐々に盛り上がりを見せていたヘヴィ・メタル・ブームの影響もあり作品が大ヒット若い世代にも認知される存在になりました。フリーの代表曲「Wishing Well」をカヴァーするあたりにはブルースへのこだわりを捨てていないぞと言う意思表示なのでしょうか?
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DIRTY FINGERS GARY MOORE (1983) |
VICTIMS OF THE FUTURE GARY MOORE (1984) |
RUN FOR COVER GARY MOORE (1985) |
81年に録音されながら、ジェットレコードが発表せず、ゲイリーの知名度が上がった後の83年になって発売されたいわくつきの作品。専任のヴォーカリスト(チャーリー・ハーン)をメンバーに加え、ジミー・ベインやドン・エイリーなどで周りを固めているため作品としてはヘヴィ・メタルと言うべき内容です。私的には、この時期のナンバー1だと思っています。 |
ますます好調を維持し、ドラムにイアン・ペイス、キーボードにニール・カーターを加え、ハード・ロック路線を突っ走った作品です。しかし、ヤードバーズの「Shapes of Things」や名バラードの「Empty Room」、ポップな「Teenage Idol」を含むなどハードな面にポップさも加えたバラエティに富んだ作品作りがされており貫禄充分の出来上がりになっています。
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旧友のフィル・ライノットやグレン・ヒューズを中心に多数のゲスト・ミュージシャンと創り上げた貫禄充分の作品です。発売当時は、ソフトすぎるとかも言われましたが、ソウル好きのグレン・ヒューズが加われば渋目になるのは当たり前と言うべくでしょう。しかし、それほどソフトではなくグレンがヴォーカルを取る「Rearch for the Sky」など一級品のハード・ロック揃いです。
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WILD FRONTIER GARY MOORE (1987) |
AFTER THE WAR GARY MOORE (1989) |
STILL GOT THE BLUES GARY MOORE (1990) |
80年代を代表する名作です。旧友のフィル・ライノットが86年に急逝し彼にささげた「The Loner」での泣きのギターを始め、「Over the Hills and Faraway」、「Wild Frontier」でのパワフルなギターなどゲイリーの魅力が満載なのです。また、日本人には馴染みやすいアイリッシュ・テイスト満載というのも日本での人気が高い原因にもなっていそうです。 |
前作では、ドラムマシーンを使用していましたが、本作は、ドラムスにコージー・パウエル、サイモン・フィリップ、キーボードにドン・エイリーなど多彩なゲストを迎えてのライヴ感覚あふれる集大成的な作品となりました。何と言っても乗りの良さが光ります。「Led Clones」には、オジー・オズボーンがリード・ヴォーカルで参加しています。
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いわゆる企画物的な作品でしたが、以外にもセールスがよくゲイリーの第三の転機となった作品。アルバート・コリンズ、アルバート・キングという大御所ギタリストとの共演からホーン・セクションやストリングスの導入など今までのゲイリー作品とはがらりと変化しました。約半分がカヴァー曲で占められていますが、リラックスした雰囲気が伝わってくる心温まる作品です。
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AFTER HOURS GARY MOORE (1992) |
AROUND THE NEXT DREAM BBM (1985) |
BLUES FOR GREENY GARY MOORE (1995) |
前作の好セールスを受けてのブルース路線の第二弾です。今回は、オリジナル作品も増えカヴァーは全11曲中4曲になっています。またまた、BBキング、アルバート・コリンズを迎えての共演やホーン・セクション、女声コーラスの参加でコアなブルースを展開してくれています。パワフルなギターから泣きのギターまでゲイリーのギターを十二分に楽しめる作品です。 |
ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーがリズム隊、クリームを意識しないわけにはいかないでしょう。クリームの二番煎じと酷評をする人もいましたが、カントリーからクロスオーバー、ハード・ロックまでこなしてしまうゲイリーであればこその作品だと思います。なんてったてゲイリーが一番感動していたでしょう。あこがれだったクラプトンの代わりだもの。
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ゲイリーが最高にリスペクトしているギタリストであり、メジャー・デビューのきっかけを作ってくれた大恩人であるピーター・グリーンのカヴァー集です。ピーター・グリーンの美しいトーンまでレス・ポールによって忠実にカヴァーしているところにリスペクトの大きさがわかるというものです。そのグリーンは、まだまだ元気だというのに残念です。
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DARK DAYS IN PARADISE GARY MOORE (1997) |
A DIFFERENT BEAT GARY MOORE (1999) |
BACK TO THE BLUES GARY MOORE (2001) |
「After Hours」発表時のインタビューでは『少なくともハード・ロックには戻らないと思う』と言っていたゲイリー。時代の流れにむずむずしてしまったかドラムン・ベースなどループ系のドラム・サウンドを積極的に取り入れた作品です。やっちゃったかなという曲もありますが、14分近い「Business AS Usual」ではゲイリー節を聴かせてくれていますので安心を。 |
前作の延長線上にある作品で、デジタル・サウンドとアナログ・サウンドの融合に挑戦という感じでしょうか。ジミ・ヘンドリクスのカヴァー「Fire」でのパワフルさや「Surrender」での泣きのギターは絶品名だけに色気を出し過ぎだったのかも。ゲイリーの作品の中でも前作同様聴かない作品ではあります。ウォークマンだと妙にキンキンして耳が痛いのです。
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よっ!待ってました。ブルース路線への返り咲き第一弾は、素晴らしくパワフルな作品となりました。従来のブルースを独自の解釈でハードさをプラスし、ゲイリー色のハードなブルースが完成しました。実にエネルギッシュでグルーヴ感にあふれた作品は、11曲中4曲がカヴァーですが、すでに全てがゲイリーの作品といっても過言ではありません。
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SCARS SCARS (2002) |
POWER OF THE BLUES GARY MOORE (2004) |
OLD,NEW,BALLAD,BLUES GARY MOORE (2006) |
元Skunk AnansieのCass Lewis(b)とPrimal ScreamのDarrin Mooney(dr)を迎えての3ピースによる久々の作品。ブルースを基調にはしているもののグランジ系とでも呼べばよいのでしょうかヘヴィでダークな作品に仕上がりました。ゲイリーもノリノリなのかだみ声でのヴォーカルを披露しています。音圧的には、ジミヘンやクリームを想像していただければ近いと思います。ストラトを用いたゲイリーのリズムギターのも注目です。 |
再びキーボーディストを加えての作品です。タイトルのごとく非常にパワフルでキレの良いサウンドで80年代のハード・ロック時代を思い出させてくれます。ドン・エイリーこそいませんが、ハード・ロック期の仲間であるボブ・デイズリー(b)の参加が大きいのかもしれません。ギターはもちろんですが、ゲイリーのヴォーカルが素晴らしいのです。いつからこんなにうまくなったか過去に戻って確かめたくなるほどです。
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カヴァー曲が4曲、新曲が4曲、リメイクが2曲という構成の作品です。タイトル通りOLDとNEWが混在したバラード系の作品でのゲイリーの泣きのギターはたまりません。もちろんソフトなものばかりではありませんので聴きあきないように構成されています。テクニックに裏打ちされた早弾きや力まかせのギターではなく、手数は少なくとも円熟したソウルのぎっしり詰まったギターの音色で私たちを圧倒してくれます。
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CLOSE AS YOU GET GARY MOORE (2007) |
BAD FOR YOU BABY GARY MOORE (2008) |
LIVE AT THE MARQUEE GARY MOORE (1980) |
これまでのハードさは和らぎ、ブルース本来の魅力が詰まった作品です。ブルースのルーツ探しの旅といった印象を受けますし、非常にリラックスしていたんだなという感じが十分に伝わってきて身も心も癒されてしまうのは私だけではないはずです。ラストの曲ではドブロ・ギターを披露するなどルーツ探しの旅は目的地に着いたかのようです。 |
心ならずも遺作となってしまった作品です。作品の印象としては、前作で見せてくれたブルースに対する真摯な気持ちをゲイリーなりに咀嚼し創り上げた集大成とでもいうべき内容になっています。アップテンポな曲からスローなバラード、ハードな曲からメロウでソフトな曲、パワフルなカッティングから泣きのギターまで、ありがとうゲイリー。
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ドン・エイリー(key)、トミー・アルドリッジ(dr)などとともにゲイリー・ムーア・アンド・ヒズ・フレンズ名義で80年11月にマーキーで行ったライヴ作品です。G-FORCE解散の後であるためG-FORCE作品を多く含んでいますが、レーベルが前述したいい加減なジェット・レコードのために人気の出た83年になって発売された作品です。
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ROCKIN' EVERY NIGHT GARY MOORE (1983) |
WE WANT MOORE! GARY MOORE (1984) |
BLUES ALIVE GARY MOORE (1993) |
ジョン・スローマン(vo)、ニール・マーレイ(b)、イアン・ペイス(dr)、ドン・エイリー(key)というメンバーで『Corridors of Power』発表後の83年に初来日した時のライヴ作品です。メンバーだけ見ると有名なハード・ロック・バンドのメンバーと間違えてしまいそうですが、野太いゲイリーのストラトキャスターの音には観客がぶっ飛んだそうです。 |
『Victims of The Future』に伴うワールド・ツアーの音源を集めたライヴ・コンピレーション作品です。デトロイト、グラスゴー、ロンドン、そして武道館の公演から抜粋されていますが、再発CDのボーナス・トラックは、フィル・ライノットが参加した故郷ベルファストでの公演から「Parisienne Walkways」を収録しています。
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92年の『After Hours』に伴うツアーからのライヴ作品です。ロンドン、パリ、ロサンゼルス公演から抜粋されたテイクが使用されています。スタジオ作品とは違ったバリバリのゲイリーのギターが聴けるのはうれしいのですが、ライヴ・アルバムのカヴァー・デザインは、何とかならないのでしょうかねぇ。このカヴァーは、まだマシだけど。
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LIVE AT MONSTERS OF ROCK GARY MOORE (2003) |
ESSENTIAL MONTREUX GARY MOORE (2009) |
SPANISH GUITAR-BEST GARY MOORE (1992) |
2003年のモンスターズ・オブ・ロック・ツアーのグラスゴー公演を収録したライヴ作品です。ホワイト・スネイクの前座ということもあって80年代のハード・ロック路線からの曲が中心にセットされており、荒削りではありますが久しぶりにマシンガンピッキングが復活しています。 |
スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルでの1990年・1995年・1997年・1999年・2001年の各ステージを収録した6時間以上に及ぶ貴重なライヴ音源。5枚組ということもあり、じっくりと聴いたことが無いのが悲しい作品です。
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1979年9月にリリースされたシングルの名バラード「Spanish Guitar」のヴァージョン違い3曲(ヴォーカル2曲(フィルとゲイリー)、インスツルメンタル1曲)を中心にMCA時代の「Back on The Streets」とCOLOSEUM�兇虜酩覆�らの選曲になっています。
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BALLADS & BLUES 1982-1994 GARY MOORE (1994) |
OUT IN THE FIELDS GARY MOORE (1998) |
THE BEST OF THE BLUES GARY MOORE (2002) |
ヴァージンに移籍後発表された作品の中からバラードを集めたベスト盤。しっとりと聴きたい時には重宝しますが、注目は、2曲の新曲とBBMの録音と思われる1曲の未発表曲なのです。特にBBMとしての録音曲には涙涙なのです。しかし、こういうリリース方法はやめてほしいなぁ。お金が足りなくなってしまう。 |
限定でリリースされた2枚組のベスト盤です。90年以降のブルース路線のナンバーを2曲と「Parisienne Walkways」のライヴテイクを含むものの、『Dirty Fingers』以外(レーベルとの軋轢の関係か?)の80年代のハード・ロック路線の作品から選ばれています。現在は、DISC1のみのCDが発売されています。
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『Still Got The Blues』『After Hours』『Blues Alive 』『Blues For Greeny』のブルース作品から選曲されており、アルバート・キング、B・B・キング、アルバート・コリンズとの共演に加え「Parisienne Walkways」のライヴテイクも収録している2枚組のベスト。DISC2にはディスク1と同じゲストと共演した別の曲とともに未発表のライヴテイクを6曲含んでいます。
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