WEEKLY PICKUP  022 J.J.CALE
WEEKLY PICKUPは、70年代を中心にしたロックの埋もれそうな名盤・迷盤を紹介しています
NATURALLY(1971)


01 CALL ME THE BREEZE
02 CALL THE DOCTOR
03 DON’T GO TO STRANGER
04 WOMAN I LOVE
05 MAGNOLIA
06 CLYDE
07 CRAZY MAMA
08 NOWHERE TO RUN
09 AFTER MIDNIGHT
10 RIVER RUNS DEEP
11 BRINGING IT BACK
12 CRYING EYES


J.J.CALE(vo. g)
WALTER HAYNES(dobro)
SHORTY LAVENDER(vln)
CARL RADLE(b)
TIM DRUMMOND(ds)
KARL HIMMEL(ds on �キΝЛ�)
Area Code 615
-MAC GAYDEN(slide g.)
-WELDON MYRICK(slide g.)
-BUDDY SPICHER(vln)
-DAVID BRIGGS(p,org)
-NORBERT PUTNAM(b)
さあ、今回は『孤高の人』、悪く言えば『変人』のJ. J. CALEの登場です。なぜ変人かというと、今までに雑誌のインタビューに応じた事が1回しかないんです。だもんで、いきなりですがアルバムの話から入ります。

全体的には、気負いの全くないレイド・バックしまくりの曲ばかりです。このアルバムも、仲のいい連中との制作だったようで、曲から伝わってくるのも『癒しの一言』です。バック陣では、AREA CODE 615のメンバー参加が特筆されるでしょう。ナッシュビルのスタジオ・ミュージシャンで結成されたAREA CODE 615はボブ・ディランのレコードで有名ですが、自分たちのレコード(2枚)は自信過剰とも言えるような何でもありの凄まじいアルバムで有名です。1曲の中で、カントリーに始まって途中R&B、JAZZ、クロスオーバー最後にカントリーにもどるなんていう支離滅裂だけどすごい曲ばかりのアルバムです。スタジオ・ミュージシャンとして、お仕事なんでもできますっていうような感じです。

話をJ. J.に戻しましょう。地元のオクラホマでロックンロールをやっていて、レオン・ラッセルの設立したシェルター・レコードでプレイヤー、エンジニアとして働き始めたのが、レオン・ラッセルとの接点みたいです。そのシェルター・レコードからのデビュー作が、この『NATURALLY』です。凄腕のミュージシャンたちだからこそ、軽そうに聴こえるけれど、ここまでの仕上がりになったんでしょうね。ただ、残念なのは、すべてがフェイドアウトで終っているのが悔しいところです。なにか、すっきりしないんです。

一般の人(?)にその名前が知られるようになったのは、エリック・クラプトンが、1970年発表のファースト・ソロ・アルバムで「After Midnight」を取り上げてからだといわれています。実は、1965年にソロ・シンガーとして、「After Midnight」を発表したのですがまったくヒットしなかったという事実があるようです。

アルバムは、アップテンポな曲で始まり、一気にJ.J.Caleの魅惑の世界に引き入れてくれます。�△蓮�地味な曲ですがJ.J.Cale特有のつぶやきのような歌が妙に心に響きます。ちょっとだけの控えめなリード・ギターもなぜか印象に残ります。��は、哀愁を帯びたドブロギターが印象的で、J.J.Caleの世界へと引き込んでいってくれます。もう、抜け出せません。珍しくホーン・セクションの導入で華やかな�い魘瓦鵑如△泙燭泙唇ソイ鯊咾咾神爾�たまらないバラードの�イ任后�ギターもベースもドラムも、すべてが控えめなのに強い印象の残る曲です。スライド・ギターと最後のハーモニカがたまりません。�Δ蓮▲丱奪�・ビートの正統派カントリー。ギターの音色が印象的な�Г紡海い董�珍しく明るいカントリー・ロックの�┐任后�ドブロの音がいい味付けになってます。��の名曲は、聴けば聴くほど好きになると思います。再びつぶやき攻撃です。インディアンが叩いているかのようなウッド・ボックス?が妙に気になります。��でもウッド・ボックス?が、大活躍。なんだろう?丸太じゃないよね〜?��は、カントリー・ブルース、R & Bが渾然一体になった曲です。でも、あくまでも地味にやってます。最後の��は、まるでカリブ海にでも浮かぶ島にいるようなカリプソ系のリズム。

ぜひ、バーボンなどを飲みながら聴いてください。つまみは、やっぱりビーフ・ジャーキーですね。

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