| WEEKLY PICKUP 018 BADGER |
| WEEKLY PICKUPは、70年代を中心にしたロックの埋もれそうな名盤・迷盤を紹介しています |
![]() 01 WHEEL OF FORTUNE 02 FOUNTAIN 03 WIND OF CHANGE 04 RIVER 05 THE PREACHER 06 ON THE WAY HOME TONY KAYE : Keyboards DAVE FOSTER : Bass BRIAN PARRISH : Guitar ROY DYKE : Drums |
イエスのオリジナル・メンバーで『THE YES ALBUM』を最後に脱退、さまざまな活動を経た後に90125イエスで見事に桧舞台に再登場するトニー・ケイ率いるバジャー(アナグマ)のファースト・アルバムです。デビュー作にしてライヴ録音という非常に珍しいスタートになったのには訳があります。アルバム発表前のバジャーは、イエスの前座をやっていました。その時のイエスはライヴ・アルバム『YES SONGS』の録音のために機材を会場に持ち込んでいて、その機材を使ってライヴ録音をしたらどうかと提案したのが、ジョン・アンダーソンだったようです。アルバムのプロデュースの欄にジョン・アンダーソンのクレジットがあるのは、そのせいのようです。 アナグマのカヴァー・アートは、イエスでおなじみのロジャー・ディーンです。彼には珍しく水彩を用いて一晩(数時間だったかな?)のうちに描き上げたという記事を読んだ記憶があります。アナログ盤は、見開きになっていて開くとアナグマがポップ・アップの絵本のようになる飛び出す仕掛けでした。発売から30年以上経ってしまった今は、ぼろぼろになるといけないので、あまり開かないようにしています。 いきなりのハイテンションでアルバムは始まります。ライヴだから、当たり前ですね。キーボードとギターがユニゾンで演奏される個所が多く、ギターもブルジーなためプログレというよりはハードロックという感じです。�△蓮■沓闇�前後のブルース・ロックといえます。ギターが前面に出て誰がリーダーなのかわからないくらいです。でも、後半部ではライヴらしくトニー・ケイのジャジーな演奏が楽しめます。シンセサイザーなども弾いています。初期のイエスを思わせる��では、トニー・ケイのオルガンプレイ(メロトロン、ミニムーグなども)が十分に楽しめます。トニー・ケイのキーボードがあまり目立たなかったイエスのアルバムからは、こんなに上手かったっけ、と思ってしまいます。オルガンにこだわってイエスを脱退したんじゃなかったの?と、聞きたいくらいキーボード群を多用しています。�い癲▲蓮璽鼻Ε屮�的な要素も入ったブルース・ロックです。ジャンル分けに困ってしまいます。�イ蓮▲僖螢奪轡綯影箸虜酩福並召魯瓮鵐弌爾龍�作)でコーラスなども入った曲。最後の�Δ蓮▲屮襦璽洪Г篭�いもののプログレです。しかもハードでタイトなナンバーに仕上がっていて、哀愁感も漂う佳曲だと思います。ライヴならではのインタープレイも十分に楽しめます。こんなにすばらしいバンドがイエスの前座をやっていたなんて、聴衆は満足度120%以上でしょう。 この後にスタジオ録音によるセカンドアルバム『WHITE LADY』を発表しますが、パリッシュとフォスターが抜けてサウンドもソウルフルになり全くの別バンドになってしまいました。アルバム自体は好きなのですが、同じグループ名というのは違和感があります。 |