| WEEKLY PICKUP 012 RORY GALLAGHER |
| WEEKLY PICKUPは、70年代を中心にしたロックの埋もれそうな名盤・迷盤を紹介しています |
![]() 01 LAUNDROMAT 02 JUST THE SMILE 03 I FALL APART 04 WAVE MYSELF GOODBYE 05 HANDS UP 06 SINNNER BOY 07 FOR THE LAST TIME 08 IT'S YOU 09 I'M NOT SURPRISED 10 CAN'T BELIEVE IT'S TRUE RORY GALLAGHER : Guitar, Vocal, Harmonica, Alto Sax, Mandoline GERRY McAVOY : Bass WILGAR CAMPBELL : Drums VINCENT CRANE : Piano |
情熱のギター・ヒーロー、ロリー・ギャラガーのソロデビュー作です。この人は不思議な人です。日本での人気はイマイチ(名前は知っててもアルバムは聴いたことがない人が多い)なんですが、発表したアルバムのほとんどがCD化されていて手に入り易いんです。それだけ熱烈なファンがいるということなのでしょう。72年にはイギリスのメロディー・メイカー紙の人気投票(ギタリスト部門)でクラプトン、アルヴィン・リー(テン・イヤーズ・アフター)を抑えて、堂々の1位を獲得しています。 この人のギターの特徴は、ナチュラル・ディストーションを生かしたサンバースト・フィニッシュのフェンダー・ストラトキャスター(61年モデル)の音色ということになるでしょう。エフェクトを多様した音色で人気のあったロビン・トロワー(元プロコルハルム)とは対照的でした。このアルバムは、クリームの次世代バンドとして売り出されたテイスト解散後の初ソロアルバムということで、どうしてもテイストを想像しがちですが、以外にもフォーク的、カントリー的、ジャズ的とバラエティーに富んだ内容になっています。しかもそれらを挟むようにブルース・ロックが配置されているという心憎い演出も見逃せません。 左サイドのスピーカーから特徴的なギターリフが飛び出すハードなブルースナンバーの�,�ら始まります。右サイドのスピーカーから流れるハーモニカが効果的に使われています。トラッドやフォークで使われるダッドガッドチューニング(6弦からDADGAD)のアコギがエスニック風の演出をする�◆�ローリーのやさしい歌声とナチュラルなストラトの美しい音色が印象的な��、ラグタイム・ブルースの�い紡海�ハードなブルースナンバー�イ魯薀ぅ瑤粘僂燭�なるような後半のバトルが聴きものです。それにしてもメロディアスなロリーのギターは最高です。静かな弾き語りで始まる�Δ蓮△垢阿坊磴靴ざ閉瓦吠僂錣蝓�強烈な印象が残るスライド・ギターの音色に脱帽してしまう曲です。�Г蓮△修慮紊離▲襯丱爐任眛瑛佑龍覆�名曲と呼ばれるようになるロリーお得意の叙情的なバラード。�┐蓮▲好薀ぅ鼻Ε�ター、マンドリンを使ったカントリータッチの曲。��は、アメリカ的な感じのアプローチの曲。最後の��は、サックスをメインにロリー風ジャズ・ロックが展開されます。ブルースをやっているからハーモニカはわかるんですが、まさかサックスまで演奏するとは。16歳のときからブラス付のバンドにいたので、その時にでも教えてもらったんでしょうか? 本来なら『ROCK STANDARD』に入れたいのですが、すばらしいアルバムが他にもたくさんあるので、このコーナーにしました。このアルバムを聴くと、ギターってこうやって弾くと楽しめるんだよ、と教えてくれているような気がします。ギターをはじめた人に是非聴いてもらいたいギター教本的アルバムです。全部のアルバムがそうかな。うまい、この一言に尽きます。 |