| ROCK STANDARD 061 EAGLES |
| ROCK STANDARDは、70年代を中心にロックに変革をもたらした名盤・迷盤を紹介しています |
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1970年半ば、L.A.は新しい音楽の発信基地としてではなく、巨大な音楽産業の中心地としてその存在を大きくしていました。そんな中に身を置き音楽産業とともに成長してきたイーグルスもアメリカを代表するバンドとして世界に注目されるようになっていました。 この状況は、やがて閉塞した状況を生むであろうことをイーグルスは前作『One of These Night』で予言?していました。そして、本作において、巨大化した音楽産業と病めるアメリカをさらに辛らつに批判したのです。「HOTEL CALIFORNIA」で享楽に興じているうちにホテルから出られなくなり、その精神すらも忘れてしまった人間を70年代半ばの音楽産業とアメリカに例えて終焉が近いことを忠告しています。そして、2曲目では、行き場がなく終焉が近いのは彼ら自身でもあるということを爽やかな初期のイーグルスの曲調で赤裸々に歌い上げるのです。 確かにこの作品が発表された1976年は、音楽の流れにも変化が訪れます。同じウエスト・コーストの雄として成長してきたドゥービー・ブラザーズからT.ジョンストンが抜けM.マクドナルドが加入、ドライヴ感溢れるギター・サウンドからキーボード主体のロッキン・ソウルなるものへと方向転換。フリートウッド・マックも二人の女性ヴォーカリストをフロントに立てファッショナブルに変身を遂げ、もともとブルース・マンだったボズ・スキャッグスが後にTOTOを結成するメンバーをバックに従えて『シルク・ディグリーズ』を発表しAORなるジャンルを確立したのもこの年でした。 それでは本題に入りましょう。しっかりとチューニングされた12弦ギターのイントロで始まる�,蓮∈�となっては知らない人はいないのではないかと思えるほどのロック演歌ではありますが、カントリー・ロックの叙情性とロック本来の切れの良さを合わせ持つ歴史的名曲です。原曲を創ったドン・フェルダーと新加入のジョー・ウォルシュのツインギターやドン・ヘンリーのかすれた声、ランディ・マイズナーのベース・ラインなどいつ聴いても新鮮で聴き応えのある作品です。前作を最後に脱退したバーニー・リードンが残っていれば、もう少しやわらかく哀愁感たっぷりになったのではと思ってしまう�△蓮�当時L.A.で人気の出てきたダリル・ホール&ジョン・オーツのことを歌ったもので、自分たちの居場所がなくなってしまったと時代の転換期であることを痛切に感じ取っていた彼らの素晴らしさが逆に涙を誘います。ジョー・ウォルシュらしさが発揮された(アルバムの中では浮き気味かも)��は、せっかちすぎる人生を追い越し車線に例えたロック・テイスト溢れる作品。十分にジョー・ウォルシュの魅力が出ているだけに彼のイーグルス加入が不思議でならなかった作品でもあります。�い蓮�哀愁たっぷりのイーグルスお得意のバラード。二作目の『ならず者』を思い出してしまいます。 アナログではB面の最初となる�イ蓮↓い離螢廛薀ぅ困妊好肇螢鵐哀垢砲茲襪發里任后�この作品のおかげで、このアルバムがトータルなコンセプトを持った作品だと思ってしまいがちです。つづく�Δ蓮▲▲襯丱爐房�録する曲が足りなかったため急遽J.D.サウザーを呼びグレン・フライとD.ヘンリーが共作した作品(�△眛瑛諭砲任后�新加入のJ.ウォルシュのスライド・ギターがいい味出してロック色豊かな作品に仕上がっていますが、急遽集まってすぐに曲ができるなんて凄過ぎじゃありませんか。�Г蓮▲凜�ーカル、ピアノ、ギター、シンセサイザーとJ.ウォルシュのマルチプレイヤーぶりを紹介している作品で、ねちっこい彼独特のヴォーカルが素敵なバラード仕立てになっています。�┐蓮▲�ントリー色豊かな作品で、唯一R.マイズナーの作曲によるものです。J.ウォルシュの弾くグレッチ・ギターの硬質な音色が作品に適度な緊張感をもたらしています。��は、�‘瑛佑坊�国200年を向かえたアメリカに対する警告です。最後の You can some place Paradise Kiss it goodbye が、印象的で怖さすら感じます。 |