ROCK STANDARD  018 DEEP PURPLE
ROCK STANDARDは、70年代を中心にロックに変革をもたらした名盤・迷盤を紹介しています
DEEP PURPLE IN ROCK(1970)


01 SPEED KING
02 BLOODSUCKER
03 CHILD IN TIME
04 FLIGHT OF THE RAT
05 INTO THE FIRE
06 LIVING WRECK
07 HARD LOVIN' MAN

IAN GILLAN : Vocal, Keaboard
RICHIE BLACKMORE : Guitar
ROGER GLOVER : Bass Guitar
IAN PAICE : Drums
JON LORD : Keyboards
名盤の誉れ高い『DEEP PURPLE IN ROCK』。ロック界や視聴者以上に本人たちにとっての歴史的価値が一番高いアルバムでしょう。ロッド・エヴァンス(Vo)、ニック・シンパー(B)に替わってイアン・ギラン(Vo)、ロジャー・グローバー(B)が加わった第二期のメンバーによるスタジオ録音としてのスタート(通算5枚目)になったアルバムです。

実際には、このアルバムのセッションは、ロッド・エヴァンス、ニック・シンパー在籍時に既に始まっていました。しかも、当時エピソード・シックスに在籍中のイアン・ギラン、ロジャー・グローバーとジョン、リッチー、イアン・ペイスの5人でです。冷たいと感じる方もいらっしゃるでしょうが、逆に自分たちの音楽に対する追求の凄さを感じます。自分たちの音楽を表現するには、前任の二人ではどうしようもないくらいに行き詰まっていたんでしょうね。

それまでのアルバムは、クラシカルなジョン・ロードとロックンロールをベースとしたリッチーが別々に共存しているという感じでしたが、このアルバムによって見事に共生することに成功しています。そのことは、曲中におけるインプロヴィゼーションのプレイによく表れていると思います。その部分が、もうひとつの歴史的名作 『MACHINE HEAD』 以上の緊張感をこのアルバムに与えている要因ではないでしょうか。

いきなりの爆音(当時はそう思ったものです)で始まり教会のミサを思わせるジョンのオルガン、そしてロジャー・グローバーのベースがリードをとるスピーディーな展開、間奏のジャズ的アプローチ、高音のギランのヴォーカル、名曲 「SPEED KING」 で歴史的名盤 『IN ROCK』 は始まります。�△蓮▲螢奪繊爾離蓮璽匹淵�ターに導かれてギランが爆発、ハードというよりヘヴィー・ロック。��も、名曲でライヴの定番。ギランのヴォーカリストとしての力量が十二分に発揮された曲です。この曲の聴き所は、リッチーのドラマチックなギターですが、ライヴではギランとリッチーの掛け合いが最高ですよね。是非、『LIVE IN JAPAN(MADE IN JAPAN)』 を聴いてください。�い蓮▲蓮璽鼻Ε疋薀ぅ凜�ングのナンバー、ジョンの間奏でのプレイがいいんです。珍しいリッチーのカッティング奏法もすばらしい。�イ蓮⊇鼎燭�迫るナンバー。「in to the fire 〜!」と叫ぶギランに憧れました。ハードなギターリフが印象的な�Δ蓮▲愁Ε襯侫襪淵淵鵐弌次��Г蓮△海離▲襯丱爐鮠歡Г垢襪茲Δ淵淵鵐弌爾如▲薀ぅ�的感覚によるインプロヴィゼーションの応酬です。

成功の影には、ロジャー・グローバーのうねるようなベースがあると思います。ニック・シンパーでは、どうしてもロックンロール的になってしまうんです。

最後にひとつだけ、このアルバムを聴かれる時は 「BLACK NIGHT」 も同時に聴きましょう。アルバム制作時に録音されシングルとして発売されました。どの順番に入れるかはあなた次第。

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