ROCK STANDARD  017 STEVE MILLER BAND
ROCK STANDARDは、70年代を中心にロックに変革をもたらした名盤・迷盤を紹介しています
STEVE MILLER BAND(1968)


01 SONG FOR OUR ANCESTORS
02 DEAR MARY
03 MY FRIEND
04 LIVING IN THE U.S.A.
05 QUICKSILVER GIRL
06 LUCKY MAN
07 GANGSTER OF LOVE
08 YOU'RE SO FINE
09 OVERDRIVE
10 DIME-A-DANCE ROMANCE

STEVE MILLER : Guitar, Vo.
BOZSCAGGS : Guitar, Vo.
JIM PETERMAN : Keyboards
LONNIE TURNER : Bass
TIM DAVIS : Drums

Produced
STEVE MILLER BAND
GLYN JOHNS
なんだこれ?と、おっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。73年の『THE JOKER』で大ブレイクするスティーヴ・ミラー・バンドの第二作目です。私が、このレコードを購入したのは『THE JOKER』発売後のことでした。ハード・ロックに慣れ親しんだ耳には、チョット物足りないなというのが率直な感想でした。でも、何度か聴いているうちに、おぼろげながら覚えている68〜69年当時の音楽というものが、だんだん形になっていったのを覚えています。

ブリティッシュ・インヴェンションが与えた影響で、ブリティッシュ・ビートの基礎となっているR&B,ブルースの黒人音楽に白人が興味を抱くようになりホワイト・ブルースが誕生します。その中からポール・バターフィールドを筆頭とするアーバン・ブルースも生まれるわけですが、その影響を強く受けながらも当時の音楽の融合に取り組んだのがスティーヴ・ミラーでした。第一作の『Children of The Future』は、実験的な要素が多く一般には受け入れられませんでしたが、この2作目は、かなり洗練された感じに仕上がっており、人気の芽が出始めた頃の作品です。

アルバムは、さまざまなエフェクト音による船の出港が再現された曲?から始まりますが、タイトル通り、このアルバムは船乗りのコンセプトアルバムになっています。�,蓮▲屮襦璽后▲献礇困魏蔀呂砲靴織廛蹈哀貎Г龍�い曲ですが、�△眛瑛佑妊廛蹈灰襦Ε魯襯爐痢崟弔け董廚鮖廚さ�こす人は多いでしょう。船乗りと女という設定でしょうか?キャッチーになった73年以降のミラーからは想像できない美しい曲です。��は、これぞ当時の西海岸ビートとでもいうべきポップな仕上がりでホーンの導入など新鮮です。�い蓮▲蓮璽廚鮹羶瓦砲�っこよく迫るアーバン・ブルースです。ソウルフルなヴォーカル、コーラスもなかなかです。�イ蓮■達咫�Nにも通じるコーラスを主体のフォークロック的作品ですが、途中に「ジョーカー」などに似たフレーズが出てきて、思わずニヤリ。�Δ蓮⊇鼎ぅ屮襦璽垢任垢�、オルガンやヴォーカルの使い方が小粋な曲です。�Г蓮▲肇燹ΕΕДぅ弔里茲Δ文譴蠶瓦龍覆任后��┐錬辧�B,R&R,ブルース合体の曲。��は、ボブ・ディラン風の歌い方が印象的な曲です。このアルバムの後に独立してAORの象徴的な存在になるボズ・スキャッグスの作品です。次の��もボズ・スキャッグスの作品で、かなりハードでタイトなアレンジがなされた曲です。

当時のアメリカ音楽の縮図を見るような楽しいアルバムです。

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