ROCK STANDARD  016 ALLMAN BROTHERS BAND
ROCK STANDARDは、70年代を中心にロックに変革をもたらした名盤・迷盤を紹介しています
ALLMAN BROTHERS BAND(1969)


01 DON'T WANT YOU NO MORE
02 IT'S NOT MY CROSS TO BEAR
03 BLACK HEARTED WOMAN
04 TROUBLE NO MORE
05 EVERY HUNNGRY WOMAN
06 DREAMS
07 WHIPPING POST

DUANE ALLMAN : Guitars
GREGORY ALLMAN : Organ, Vo.
DICK BETTS : Guitar
BERRY OAKLEY : Bass
BUTCH TRUCKS : Drums
JAI JOHANNY JOHANSON : Drums, Congas
サザン・ロックの大御所であるオールマン・ブラザーズ・バンドのデビュー・アルバムです。もちろん当時は、サザン・ロックとは呼ばずにホワイト・ブルースと呼んでいましたが、ツイン・リード・ギター(レイナード・スキナードは一時期トリプル)にツイン・ドラムというサザン・ロックの定番のバンド形態の始まりでもあります。バンドのメンバーは、アトランティック・レコードのスタジオ・ミュージシャン。アトランティックレコードといえばアレサ・フランクリンなどソウル系の中心的シンガーが多く在籍していたはずで、そのバックを勤めていてソウルに染まらないわけはない。

基本的には、ブルースでありながらソウル、ジャズ、R&B、カントリーなどアメリカのルーツともいえる音楽がロックと渾然一体となったオールマン・ブラザーズ・スタイルが楽しめるすばらしいアルバムです。同時期にアルバムを発表したエリア・コード615もスタジオミュージシャン(カントリーで有名なナッシュビル)によって結成されたバンドですが、さまざまな音楽を自分たちの表現方法として吸収し、新しいスタイルを創り上げるまでには至ってなかったような気がします。収録時間が35分程度と短いのが唯一の欠点かも。

まずはバンドの紹介からといった感じのインスツルメンタルの�,破襪�開きます。ヘヴィーなギターによるブルースからジャジーなグレッグ(この当時はグレゴリーとクレジット)のオルガンの演奏へ、そしてまたブルースへ、そして被さるようにしてデルタブルースの�△�始まります。スロー・ブルースの魅力がたっぷり堪能できます。二人のギターはもちろん、グレッグの声もいいんです。続く��は、ソウルフルなブルース・ロックでツイン・ギターの大活躍する曲です。ライヴ的なノリがたまりません。デュアンのギターが堪能できる�い紡海い討劉イ任蓮△泙燭皀哀譽奪阿離愁Ε襯侫襪焚寮爾�楽しめるドライヴ感のある曲です。�Δ蓮△海離▲襯丱爐離魯ぅ薀ぅ箸噺討屬戮�曲で、オールマン・ブラザーズ・バンドが、ただのブルース・バンドに終らないだろうと予測するに足る名曲です。デュアンのスライド・ギターがドラマティックに曲を盛り上げていきます。この後に出てくるバンド(マーシャルタッカーやアウトローズなど)もそうですが、サザンロックのグループはインスツルメンタル・パートを上手く曲の構成に利用する傾向が多いように思います。最後の�Г蓮▲蓮璽鼻Ε蹈奪�的なアプローチが新鮮な曲です。

70年代初頭に爆発するアメリカンロックの起爆剤になった歴史的なアルバムであると同時にブリティッシュ・ロックの人間を慌てさせた迷盤でもあります。

TOPへもどる