ROCK STANDARD  014 U.K.
ROCK STANDARDは、70年代を中心にロックに変革をもたらした名盤・迷盤を紹介しています
U.K.(1978)

01 IN THE DEAD OF NIGHT
02 BY THE LIGHT OF DAY
03 PRESTO VIVACE AND REPRISE
04 THIRTY YEARS
05 ALASKA
06 TIME TO KILL
07 NEVERMORE
O8 MENTAL MEDICATION

JOHN WETTON : Bass, Vo.
ALLAN HOLDSWORTH : Guitars
EDDIE JOBSON : Violin, Keyboards
BILL BRUFORD : Drums, Peercussion
4人の履歴を書くとブリティッシュ・ロックの歴史になってしまうほどの経歴の持ち主たちが集まって結成されたスーパー・プログレ・バンドであるU.K.のデビュー作です。後に結成されるASIAは、どちらかというと産業ロック的だと揶揄されたりもしましたが、このU.K.は、まさにプログレの頂点を追求した傑作です。

結成前には、ウェットン、ブラッフォードにリック・ウェイクマンを加えた布陣でスタートしたというのは有名な話です。ポリドールとの契約の関係でウェイクマンが去り、代わりに迎えられたのがカーヴド・エアやフランク・ザッパ・バンドで活躍していたエディ・ジョブソンだったのです。このアルバムにおけるエディ・ジョブソンの活躍には想像を絶するものがあります。まずは、コンポーザーとしてすべての曲に名を連ねていますし、もう一人の天才ギタリスト、アラン・ホールズワースと激しいバトルを繰り返し、美しい旋律を聴き手の心に刻み付けてくれます。

ウェットン、ブラッフォードが、キング・クリムゾン出身であるためにクリムゾンと比較される事が多いのですがロバート・フリップの独特のヘヴィなギター・リフが無いので、クリムゾンの曲を鋭角にして透明感のある曲になっています。

アルバムは、4人の激しいバトルで幕を開けます。当時は、これぞプログレだぁー、と妙に納得したものでした。�,鉢△鉢�は、一つの曲として成り立っています。ホールズワースのギターをフィーチャーした激しく鋭角的な�,判�情的なジョブソンのヴァイオリン、キーボードをフィーチャーした�◆�圧巻です。��も�△坊劼�るように始まりますが、こちらは、ブラッフォードの独特のドラミングが威力を発揮しています。�い蓮▲�リムゾンの叙情的な部分を踏襲しているような感じでスタートしますが、クリムゾンとの決定的な違いは、ホールズワースのアコースティック・ギターとジョブソンのキーボードの使い方でしょう。あくまでもやさしく、やわらかな光に満ちた世界が描かれています。そして後半部は、ホールズワースのギターとウェットンのヴォーカルがドラマチックな盛り上がりをみせます。�イ蓮⊆尊櫃鵬擦量気た燭断鬚寮こΔ鯢集修靴討い襪�のような始まり方をしますが、いきなりブリザードが吹き荒れるかのごとく激しいリズムの曲調に変化します。エディ・ジョブソンのエレクトリック・ヴァイオリンがすばらしい効果を与えています。それにしても、複雑なリズムといい、めまぐるしく変化する旋律に脱帽です。�Δ蓮▲▲�セントのピアノがおもしろいU.K.風ハードロック。間奏のギター、ヴァイオリンも印象に残ります。ロックを愛するウェットンとジャズ志向の強い他の三人のバランスが絶妙です。�Г蓮▲好僖縫奪轡緝�ギターで始まるジャズ・フュージョン系の曲。美しい曲です。最後の�┐蓮�難しいリズムの展開の曲です。各メンバーの技量の高さを確認するにはもってこいです。ウェットンのベースも前面に出てきています。

U.K.の名前が示すように大英帝国を代表するロックアルバムです。アメリカのグループでは、このようなアルバムを作り出すのはムリかもしれませんね。ブリティッシュ・ロックの傑作だと思います。

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